ウエツフミの宇宙観
『ウエツフミ』は、記紀とは大きく異なり、しっかりとした天体観測にもとずいて、太陽系の惑星の配置と動き、それを司る神々の名前が、正確に記録されています。
例えば、
◆太陽の日の出・日の入りの時間変化に関する記述は、こちら。
◆一日の時間を「朝・昼・夕・宵・夜・暁」と定める記述は、こちら。
◆太陽・月・惑星など、天体の配置と運行に関する記述は、こちら。
五島プラネタリウムの金井三男氏が分析した結果、この記述は、「紀元前8百年から同千年頃の間に成立したことは間違いない。」と結論づけています。
そして、その星の神々の総司令官が、ニギハヤヒであり、
彼らが宇宙空間を移動するときに使う乗り物が「天の岩船」なのです。
『竹内文献』では、これで地上を飛び回ったと説明していますが、全くの間違いです。
さらに、多くの先人たちが「豊道之原(とよちがはら)」を「日本」と訳し、「外津世之原(とつよがはら)」を「外国」と解釈していますが、私には前者が「地球」、後者が「地球外惑星」であるとしか思えないのです。
なぜなら、
◆日本を表現するには、豊道之原の「中津国」という言葉が別にあります。
つまり「地球の中心にある(美しい)国」という意味です。
◆外国を表現するには「外津国(とつくに)」という言葉が別にあります。
◆外津世之原から豊道之原にやってくることを「天降(あまも)る」といい、逆を「天昇(あまのぼ)る」と表現しています。
◆しかも神様が降臨するときは必ず「高い山の頂上」です。
外国から船でやってくるのであれば「○○の湊、○○の浜に降臨した」というような表現になるはずです。
◆従って「天(あめ)」とは、宇宙空間のことであるという結論に達したのです。
異星人との共存を暗示する逸話
さらに『ウエツフミ』には、まるで「人類の進化の次のステップ」を暗示しているような記述もあります。
一言でいえば、
「皇祖神は、地球人(青人草)だけではなく、異星人(夷人)たちの種もまいたが、他の惑星には食物が乏しいゆえ、進化できずにいる。だから地球から穀物の種を持ってゆけ!」というのです。
そういえば、NASAを中心とするフリーメーソンたちが実現させようとしている「火星移住計画」、
もしかしたら、そのミッションの最終目的も、ここにあるのかもしれません。
しかも、多くのサイトが指摘しているように、火星にも水が存在するのであれば、少なくとも植物プランクトンの育成くらいは容易なはずです。
下記によると、2025年までにはこの計画は実現するようなので、そのうちもっと明らかになることでしょう。
「マーズワン計画」
◆wikipediaによる説明
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%AF%E3%83%B3
◆英文公式サイト
◆日本人移住予定者のブログ
http://etsuko4mars.hatenablog.com/
(私はあちらの宣伝をしている訳ではありませんが・・・・)
『ウエツフミ』現代語訳 宗像本 第16綴 第12章
宇宙空間にいらっしゃいます星の御祖の大神たちが、地球外惑星のひとつひとつの星に、八百万(やおよろず)の人類の「御種」をお播きになったので、多くの星々に異星人(夷人)たちがひしめいていると耳にされました。
そこで天皇※1は、下記の4柱の神々に、こうお告げになりました。
「汝ら神たちは、八百(やお)の惑星に行って、現状を覗き見てこい!」
※1 初代・ウガヤフキアエズの即位とホホデミ(山幸彦)の崩御との直前の出来事であり、「天津御子」と書かれているため、どちらかは特定できず。
(1) シイナツヒコ、シイナツヒメ
・・・・宇宙センターでの呼び名は「風精星(タセツツ)皇祖の大神の御子でトヨカムサキタテ」
(2) カクツチ、カカヒメ(かぐや姫?)
・・・・宇宙センターでの呼び名は「火精星(トムツツ)皇祖の大神の御子でオオイカツチ」
(3) ミヅハノオ、ミズハノメ
・・・・宇宙センターでの呼び名は「水精星(イムツツ)皇祖の大神の御子でアメノヤツミ」
(4) ハニヤスヒコ、ハニヤスヒメ
・・・・宇宙センターでの呼び名は「世道星(ヨチツツ)皇祖の大神の御子でトヨチハラ」
4柱の神々は、「分りました」というので、
「大船を建造して乗って行くように」と、指示しましたが
「私たちは造った船に乗ることはできません、産んだ船で行ってきましょう」といい、
(物理的移動は不可能なので異次元を霊的移動するという意味か?)
さっそく熊襲山(霧島?)に登って、大きい「八尋の屈嘴鳥」に向かって、
「我らは惑星探査に出かけるので、おまえは我々が乗る船となって、一緒に来い!」というと、畏まって従いました。
(1) トヨカムサキタテは白斑鳥に乗って
(2) オオイカツチは真っ赤な朱鳥に乗って
(3) アメノヤツミは素白津鳥に乗って
(4) トヨチハラはなまさきの黒鳥に乗って
一日に千里から三千里も飛んで、八百国の隅々を巡って、80日ほどたってから帰国報告されました。
そこで天皇が、
「それらの国の生物はどうなっていたか?」と尋ねると
その答えは
「異星人は多く居ましたが、這う虫のように土に穴を掘って潜んでおり、食物が無いので悶々とうごめいております」というので、(これを他人事だと思わないでください!人類も数年以内にこうなる可能性があります)
「生き残れるか?」と聞くと
「そのままでは難しいでしょう。食物を与えれば、生き残れます」というので
天皇は、
「八百国の生物たちに、地球の食物を与えて、生き残らせよ!」と、指示しました。
そこで、4柱の神々はまた「八尋の屈嘴鳥」に乗って、走って惑星を訪れ、
天の恵みである穀物類を噛み砕いて吹き捨てると、雪のようになって降り積もりました。
これをみんな舐めたので、生き残ることができました。
また、木の実、香の実の御種をふり撒いたので、木が生えて、実が成りました。
これを取って食べると立派に成長しました。
だから多くいる異星人を、「ネウジ人」(根蛆人)といい、
また「屈嘴の大鳥」は、走るのが速いので「ワシ鳥」といいます。
原文は、こちら。
http://www.coara.or.jp/~fukura/uetufumidata/uetudata.php?tno=16&sno=13
新時代の到来?
最後に、ヒットラーの予言について書いておきます。
ヒットラーは霊的能力にも優れた人で、様々な予言を残しています。
そのなかでも、下記の言葉は印象的です。
2039年、人類は、突然変異で超能力を持った「神人」と、その神人たちに管理される「ロボット人間」とに分かれる。
【出典】 http://inri.client.jp/hexagon/floorB1F_hss/b1fha400.html#09
多分、この「神人」たちが、神にかわって宇宙にまで進出して、「大宇宙共栄圏」のような新しい時代を切り開いてゆくのでしょうね。
一方、「ロボット人間」たちは、監視され、働かされ、戦争をやらされ、税金を払わされるだけの奴隷のような存在となります。
自分が「ロボット人間」にならないためには、「自分の頭で考え、自分で判断することだ」と、ヒットラーはヒントを与えてくれていますが、あと20年あるから、まだ間に合うかもしれませんよ。
不思議なことに、『やりすぎ都市伝説』の関暁夫氏も、全く同じことを主張をしているのですが、この人、いったい何者?
興味のある人は、下記の動画をご覧ください。
ただし、こちらは2018年に何かが起こると暗示しています。
https://www.youtube.com/watch?v=sC3R4FXHX8Y
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